離婚について

最近では離婚は珍しいものではなくなりました。

結婚している3組に1組以上の夫婦が離婚していると言われています。

もっとも、この数字にはからくりがあり、この計算は、その年に結婚した夫婦の数に対して、既に結婚している夫婦全体の離婚数を割って出されたものですので、実態には添わないかもしれません。

実際には、２００２年をピークにして、離婚数、離婚率とも毎年減ってきているのが実情です(※２０１９年は僅かに上昇)。

ただ、離婚数は減っているとはいっても、それでは皆が円満に仲良く夫婦生活を送っているのかと言えば、そうではないと思います。

１０～２０代の夫婦の離婚率は、他の年代に比べて高く、３０代、40代となるにつれ、低くなってきていますので、夫婦生活が長くなればいろいろ問題があっても、なんとなく、仕方なく夫婦生活を続けている夫婦が多いのかもしれません。

一方、最近では、女性の新しい生き方をあらわす言葉として、結婚活動を表す婚活(コンカツ)や、離婚活動を表す離活(リカツ)という言葉まであり、夫婦生活を終了させて、「自立」して生きていくのために離活を始める女性も増えています。

しかし、いくら離婚が珍しいものではなくなったとはいえ、夫婦生活が嫌になったからすぐに離婚！というのはお勧めできませんし、将来後悔することになります。

まずはご自身でじっくりと真剣に考えましょう。

自分自身と向き合いましょう。

そのうえで本当に離婚するのか、もう一度夫婦で頑張ってやり直すのか、今すぐ離婚はしないけど、将来に備えてこれから準備に入るのか（就職・貯蓄等）の答えを出すことが大事です。

しかし、一人でじっくり考えるのは大事ですが、周りに相談することも方法の一つです。

一人だと、一度悪い方向に考えが進んでしまうと、どんどん深みにはまってしまう可能性があります。

そんな時、第三者に相談することで、冷静になることができ、一番ベターな選択ができます。

一方、人に相談する場合も、これまたプラスマイナスがあります。

プラス面としては、先程の考えが一度悪い方向に進んでしまったときに、第三者からの意見が入ることで、それを止めることができます。

また良い方向に進んだときは、後押ししてもらうことで、さらに前進することができます。

一方マイナス面としては、自分ではまだ離婚はせずにやり直しできるかも、と考えていて、実際やり直しできる可能性があったのに、相談した相手が、離婚一択になっていたりすると、相談した手前、その考えを否定できず流されてしまう可能性があります。

これは、特に離婚経験者に相談した際に起こることがあります。

ですので、第三者に相談することは大事ですが、誰に相談するかはもっと大事です。

相談先としては、役所の相談窓口、弁護士、行政書士、夫婦カウンセラー等、いろいろあります。

当事務所では、離婚協議書作成専門の行政書士としての実績に加え、夫婦カウンセラーとしても、これまでたくさんの方から相談を受けてきました。

この経験を基にして、さらに相談者お一人お一人に合った相談方法を考えながら、一緒にあなたにとって一番の選択が取れるようサポートさせていただきます。

夫婦問題や離婚問題の相談は、個人のプライバシーに関する話になります。

当事務所は、行政書士として行政書士法を遵守して、プライバシー保護を徹底しておりますので、安心してご相談ください。

また、離婚や夫婦問題についてだけでなく、当事務所についてのこと、相談方法、その他の離婚問題の専門家との違いなど等、疑問に思ったことがありましたら、何でもお問い合わせください。

お問合せは、お電話、メールどちらからでもOKです。

あなたからのご連絡お待ちしております。

三重県いなべ市、員弁郡東員町、桑名市、桑名郡木曽岬町、四日市市、三重郡菰野町、朝日町、川越町、鈴鹿市、亀山市、津市、愛知県津島市、愛西市、あま市、弥富市、海部郡大治町、蟹江町の方はご希望場所での面談相談が可能です。 その他の地域の方でも、上記の地域までお越しいただければ、対応可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
※Zoomによる面談(全国対応)も始めました。
ご希望の方は、お電話またはお問合せフォームの「ご希望の項目」で「Zoom相談ご予約」を選択してください。