―相手が変わることと、自分の人生をどうするかは別の話です―
「夫がもう少し変わってくれたら。」
モラハラや夫婦問題のご相談を受けていると、
この言葉を聞くことがあります。
怒鳴らなくなってくれたら。
こちらの話を聞いてくれたら。
少しでも自分の気持ちを分かってくれたら。
そうすれば、
また以前のような夫婦に戻れるかもしれない。
そんな思いで、
長い間頑張っている方もいます。
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相手を変える方法を探し続けてしまう
夫婦関係に悩み始めると、
・どう言えば分かってもらえるのか
・どう接すれば怒らなくなるのか
・自分が変われば夫も変わるのではないか
と考えることがあります。
インターネットで、
「モラハラ夫への接し方」
を何度も検索している方もいるかもしれません。
私も相談を受けていて、
「どうしたら夫を変えられますか?」
と聞かれることがあります。
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私は「こうすれば夫は変わります」とは言えません
ここは、
カウンセリングをしていて難しいところです。
相手に変わってほしいという気持ちは分かります。
しかし、
「こう接すれば、ご主人は変わります。」
と約束することはできません。
本人が変わろうと思うかどうかは、
本人にしか決められないからです。
少し厳しく聞こえるかもしれませんが、
相手を変えることまで、自分の責任にしなくていい。
私はそう考えています。
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では、何もできないのでしょうか
そうではありません。
夫が変わるかどうかは決められなくても、
自分がこれからどうするかは考えることができます。
例えば、
今日は言い争いになりそうなら距離を置く。
信頼できる人に今の状況を話してみる。
夫に言われたことを記録しておく。
自分だけの時間を少し作ってみる。
すぐに離婚や別居という大きな答えを出さなくても、
今の自分にできることはあります。
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「夫が変わったら」から、自分の時間を動かしてみる
夫が変わるまで待つ。
夫が気づくまで我慢する。
それを続けていると、
自分の人生まで、
相手が変わるのを待つ時間になってしまいます。
私は、
そこがとてももったいないと思っています。
夫がどうするかではなく、
「私は、これからどうしたいのだろう。」
そこに少しずつ目を向けてみてください。
すぐに答えが出なくても構いません。
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相談で一緒に考えたいのも、そこです
私は、
「離婚した方がいいですよ。」
「我慢して夫婦を続けた方がいいですよ。」
と答えを決めるために相談を受けているわけではありません。
これまで夫婦問題の相談を受けてきて感じるのは、
人によって、
家族も、
子どもも、
生活も、
そして大切にしたいことも違うということです。
だから、
誰にでも同じ正解はありません。
一緒に考えたいのは、
「あなたは、この先どう生きていきたいですか?」
ということです。
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まとめ
「夫が変わってくれたら。」
そう願うことが悪いわけではありません。
夫が変わり、
関係が良くなることもあるでしょう。
でも、
自分のこれからを、
相手が変わるかどうかだけに預けなくてもいいのです。
変えられないことを考え続けるより、
今の自分にできることを一つ考えてみる。
小さくても、
それが自分の人生を自分で動かしていく一歩になると、
私は思っています。
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もし今、
「夫が変わってくれることをずっと待っている」
「自分はこれからどうしたいのか分からなくなっている」
のであれば、
すぐに答えを出す必要はありません。
まずは今まで何があったのか。
そして、本当はどうしたいと思っているのか。
そこから一緒に考えてみませんか。
※このコラムは、特定の行動や結論を勧めるものではありません。
ご自身の状況を整理するための一つの視点としてお読みください。