―夫婦で決めたことを残しておく意味―
離婚について話し合い、
「これで話はまとまった。」
そう思っていたのに、
しばらくしてから、
「そんな話はしていない。」
「そこまでは約束していない。」
と言われてしまうことがあります。
離婚時の約束は、
その場で納得できたことだけでなく、
後から確認できる形にしておくことも大切です。
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口約束では記憶が違ってくることがあります
離婚時には、
養育費や財産分与など、
さまざまなことを話し合います。
その時には、
お互い同じ理解をしているつもりでも、
時間が経つと、
記憶や受け止め方が違ってくることがあります。
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LINEが残っていれば十分とは限りません
最近では、
LINEやメールで離婚条件を話し合う方も少なくありません。
記録が残るという意味では役立ちます。
しかし、
何日にもわたるやり取りの中に、
さまざまな条件が混在していると、
最終的に何を合意したのか分かりにくくなることがあります。
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「決まったこと」と「話しただけのこと」を分ける
話し合いの途中では、
いろいろな案が出てきます。
例えば、
「大学まで養育費を払う。」
という話が出ても、
最終的に合意したとは限りません。
だからこそ、
話し合った内容の中から、
最終的に二人で合意したことを整理する
ことが必要になります。
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金額だけでなく条件まで確認します
例えば養育費なら、
月額だけでなく、
・いつから支払うのか
・いつまで支払うのか
・支払日はいつなのか
・振込先はどこなのか
など、
実際に支払いを続けるために必要なことがあります。
財産分与や親子交流についても同じです。
「決めたつもり」ではなく、
具体的な内容まで確認しておくことが大切です。
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離婚協議書は「記憶」ではなく「合意」を残します
離婚協議書を作る意味の一つは、
後になって、
どちらの記憶が正しいのかを争うためではありません。
二人が合意した時点で、
「何を決めたのか」
を明確にしておくことです。
それによって、
離婚後に同じ問題をもう一度話し合わなければならない状況を、
できるだけ減らすことにつながります。
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大切なのは、離婚後の生活です
離婚協議書を作ること自体が、
最終目的ではありません。
離婚後に、
「こんなはずではなかった。」
とならないように、
今決められることを整理しておく。
そして、
お互いがそれぞれの生活へ進んでいく。
そのために書面を活用するという考え方もあります。
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まとめ
離婚時には、
話し合っただけで安心せず、
最終的に何を合意したのかを確認することが大切です。
口約束やLINEだけでは、
後になって認識が食い違うこともあります。
変えられない過去について争い続けるのではなく、
これからの生活で困らないために、
今決められることを具体的な形にしておく。
離婚協議書には、
そのような役割もあります。
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もし今、
「二人で話し合ったけれど、このままで大丈夫なのか不安」
「決めた内容をきちんと書面に残しておきたい」
と感じているのであれば、
一度、合意した内容を整理し、
離婚協議書という形にする方法もあります。
※このコラムは、特定の行動や結論を勧めるものではありません。
ご自身の状況を整理するための一つの視点としてお読みください。