―モラハラ関係から距離を取った後に起こること―
前回のコラムでは、
別居をする際に何を決めておくべきかについて触れました。
実際に別居をすると、
「これで少しは楽になるのではないか」
と感じる方も多いと思います。
しかし一方で、
・思ったより気持ちが落ち着かない
・不安や迷いが続く
・これで良かったのか分からなくなる
といった状態になることもあります。
別居によって物理的な距離は取れても、
それまでの関係の中で積み重なったものは、
すぐに整理できるわけではありません。
・相手の言葉が頭に残っている
・自分の判断に自信が持てない
・これからの生活が見えない
こうした状態が続くこともあります。
別居という選択をすると、
・やりすぎだったのではないか
・もう少し我慢できたのではないか
と考えてしまうことがあります。
特にモラハラの関係では、
これまで自分を責める傾向があるため、
その延長で迷いが出やすくなります。
別居はゴールではなく、
一つの段階です。
その後は、
・自分の状態を落ち着かせる
・状況を整理する
・これからどうするかを考える
といった時間が必要になります。
「離れた後にどう整えるか」が重要になります。
別居をしても、
すぐに気持ちが楽になるとは限りません。
それは、これまでの関係の中で
積み重なってきたものがあるからです。
距離を取ることは一つの選択ですが、
その後の時間の中で、
少しずつ整理していくことが大切になります。
もし今、
「別居したが、この後どう考えていけばよいか分からない」
「気持ちの整理ができない」
と感じているのであれば、
一度、現在の状況や気持ちを整理する時間を持つ、
という方法もあります。
▶ 夫婦カウンセリングについて
※このコラムは、特定の行動や結論を勧めるものではありません。
ご自身の状況を整理するための一つの視点としてお読みください。