「私が悪いのかもしれない」と思い続けてしまう理由

 

― 自分の感覚を疑う状態が続くとき

強い言葉で責められたわけではない。
暴力があるわけでもない。

それでも、なぜかいつも最後は、
「やっぱり私が悪いのかもしれない」
という気持ちで終わってしまう。

そんな状態が続いていませんか。
 


はっきりとした“加害”がない場合

モラハラという言葉を聞くと、
怒鳴る、人格を否定する、支配する――
そうした分かりやすいイメージを持つ方も多いかもしれません。

しかし実際には、

・こちらの話をさりげなく否定する
・冗談の形で傷つくことを言う
・こちらの記憶や認識を「勘違い」と片づける

といった、
一見すると小さな違和感の積み重ねで
心が疲れていくこともあります。
 


感覚を疑い続けると起きること

何度も

「そんなつもりじゃない」
「被害妄想じゃない?」
「考えすぎだよ」

と言われ続けると、
次第に自分の感じたことそのものを
信じられなくなっていきます。

本当は傷ついているのに、
「私が敏感すぎるのかもしれない」と考える。

不安を感じているのに、
「私が考えすぎているのだろう」と打ち消す。

こうして、
自分の感覚よりも、相手の言葉を優先する癖
身についてしまうことがあります。
 


白黒はっきりしなくてもいい

「これはモラハラなのか?」
と白黒をつけようとすると、
かえって混乱することもあります。

大切なのは、
言葉の定義よりも、

その関係の中で、
あなたがどう感じているか
です。

  • 常に緊張している

  • 何を言っても否定される気がする

  • 自分の感覚に自信が持てない

こうした状態が続いているなら、
一度立ち止まって整理してみることも
意味のあることです。
 


まとめ

「私が悪いのかもしれない」
と考え続ける状態は、
少しずつ自分の感覚を鈍らせていきます。

白黒を急がなくても構いません。

まずは、
今どんな場面で苦しくなるのか、
どんな言葉に引っかかるのかを、
自分の中で整理することから始めることもできます。
 



もし今、
「自分の感じ方が正しいのか分からない」
「誰かに話すほどのことか迷っている」
と感じているのであれば、

結論を急がず、
状況や気持ちを整理する場を持つという方法もあります。
 

▶ 夫婦カウンセリングについて

 


※このコラムは、特定の行動や結論を勧めるものではありません。
ご自身の状況を整理するための一つの視点としてお読みください。